2008年08月27日 21:28
中学に進んでまもなく、どうしても学校へ足が向かなくなった少女まいは、季節が初夏へと移り変るひと月あまりを、西の魔女のもとで過した。西の魔女ことママのママ、つまり大好きなおばあちゃんから、まいは魔女の手ほどきを受けるのだが、魔女修行の肝心かなめは、何でも自分で決める、ということだった。喜びも希望も、もちろん幸せも…。その後のまいの物語「渡りの一日」併録。
ええですね〜、こうゆうスローライフ・・・。
早く起きて、自然の中で身体を動かして夜は早く眠る。自分のことは自分自身で決める。
人間として生きていくってことは、自然のようにごくにシンプルで、でも芯は力強いもんだと思います。
んでもって、自然の中で生活しているとそれがあたりまえに実現できるんだろーな・・・って、思うのは、ちょっと前に公園の管理事務所で働いていたときがそうだったから。
もちろんふつーに事務仕事やってたんですが、まず周りが緑で窓から見る景色に落ち着く。
各公園から送られてくる「今週の公園はこの花が見ごろです〜」報告に微笑む。
「スズメバチがでたから駆除に行ってくる!」の言葉に苦笑い。
んでもって、ほうき片手に事務所前を掃除してたら(けっこうお気に入りの作業でした)風の音や緑や花の香り、襲ってくる虫にさえ大騒ぎで避難しつつ癒される。
事務所に出没するクモやムカデやゴキブリとの格闘すら楽しい・・・都会のビルではなかなか経験できない癒し職場でした。
やっぱ、人間には自然って必要だと思ったわけですよ。
でもゴミゴミした都会で季節感もあまりなく毎日単調な毎日を繰り返していると、ごく当たり前の生き物としての力を失いそうになるっつーか、朝は起きれんし、いつも人目気にして思う存分身体を動かせないし、自分の思うとおりに決められなかったり・・・夜も眠れない。
(中学生という職業のまいはともかく)たとえば大人の我々なら別に誰に強制されたわけでもないのにね。
生活のため???
人は生きるために大切なものを犠牲にして、そのために生きる力が弱くなっていったのかも。
なんか、物語の本題は別にそんなことじゃないかもしれないけど、ふとそう思った一冊でした。。。






コメント
YO-SHI | URL | DvI991tw
季節や自然を感じながら暮らすこと
こんばんは。YO-SHIといいます。読書ブログやっています。
この本を、少し前に私も読みました。
私は幸か不幸か、雪が積もる地方に住んでいるので、
季節を肌で感じます。特に春になると、ホントにうれしいです。
季節や自然を感じながら暮らす、というのは、
実は大事なことなのかもしれませんね。
( 2008年08月27日 22:48 [編集] )
かたまり@管理人 | URL | 3P9NAMSA
Re: 梨木 香歩「西の魔女が死んだ」感想
>YO−SHIさん
コメントありがとうございます。
実は最近転職しまして、現在は文字通りの工場地帯の大工場で灰色の空を眺めながら仕事しているもんで、特に自然が恋しくなってるのかも。
きっと都会の片隅にも、気をつけていれば小さな季節の移り変わりが見つかるのかもしれませんが・・・今は余裕なくてまだまだです。。。
( 2008年08月31日 21:25 [編集] )
コメントの投稿